消費増税反対、安倍おろし警戒


参院選投票日前日に「消費増税を予定通りやりたい」とぬかした麻生が、選挙後にも早々に「消費増税先送りするな」と言っています。
消費増税のことしか頭にないのでしょうか。
時事通信が捏造によって、あたも浜田宏一参与が消費増税に賛成しているかのような記事をのせるなど、マスコミも政治家も明らかに財務省の指示で行動しています。
官僚の力が強すぎるのが日本の大きな問題です。
参院選自民党の大勝利で終わったことで、今後は「安倍おろし」を警戒しなくてはならないでしょう。
今後三年間は安泰であることが確定したわけですから、財務省を主体とした消費増税派にとって安倍政権の高支持率は用済みになりました。
安倍首相が消費増税を決断するなら、国民からの反感を安倍首相に押し付けることができます。
安倍首相が消費増税に反対するなら、安倍政権への支持を失わせるような不規則発言が自民党や閣僚から頻発したり、「スキャンダル」が相次いだりしていくでしょう。
いずれにせよ安倍政権を犠牲にして官僚の思いのままの政策を実現できるとふんでいるでしょう。
選挙に勝ったとはいえ、官僚が政治家をコマ扱いし、どの政党が政権をとっても、官僚の望む政策実現のために使い捨てにされるようなシステムは、日本社会の存続にとって大きな障害になることと思います。