アベノミクスが世界に恩恵を与えるであろうという話

アメリカ経済が引き続き好転し、日本がデフレ脱却に向けて大きく踏み出している今、最大の懸念材料は欧州の不況であります。
欧州もデフレに陥るのではないかと心配されています。
となると、欧州経済を良くすることが世界を良くすることにつながるわけですが、それはアベノミクスではないかという意見。
Macro Musings Blog: There is No Debt Crisis In Europe

What more will it take for the ECB to act more aggressively? Apparently, intense human suffering is not enough. Maybe the advent of Abenomics in Japan in conjunction with the Fed's ongoing QE3 program will spur the ECB into action out of fear of losing external competitiveness. How ironic it would be if Europe's periphery became the main beneficiary of Abenomics.
欧州中央銀行がもっと積極的になるのに必要なことは何だろう？
欧州の人々は大変苦しんでいるが、それだけではダメだろう。
アメリカ連邦準備銀行の量的緩和第三弾と相まって到来したアベノミクスが、欧州中銀に行動を起こさせるだろう。対外的競争力の喪失を欧州中銀が恐れるからだ。
アベノミクスの主な受益者が欧州の辺縁（スペインなど、苦しむ諸国）になるだろうのは皮肉なことだ。