【責任の押し付け合い】借金の多くは自公政権の時

みっともない言い草。

借金の多くは自公政権の時=前原氏
時事通信 2月24日(金)20時55分配信
 民主党前原誠司政調会長は24日夜、神奈川県茅ケ崎市内で講演し、自民、公明両党が消費増税をめぐる与野党協議に応じないことについて「1000兆円の借金の多くをつくったのは自公政権の時だ。協議にも応じてもらえないのは極めて残念だ」と両党の対応を重ねて批判した。 

面倒なことを押し付けられたくないと思うなら与党にならなければよかった。
適切な経済運営や累積赤字の長期的な対処をしなければならないのは与党の役割。
民主党が野党のときにも適切な経済政策を提案することはできたし、「なぜ自民党の財政政策が景気回復に効果を上げにくいのか」について研究していれば、有効な提言ができたはず。
しかし実際に民主党がやっていたのは「ガソリン値下げ隊」というような馬鹿げたパフォーマンスだけ。日本の累積赤字はその時の与党だけの責任ではなく、政治家全体の責任。
そもそも日本の財政政策の効果が薄いのは金融政策をうまく併用することができていなかったからで、その認識がなかったのはやはり政治家全体の責任だし、不適切な金融政策を許すようになってしまったのは日銀法を改悪したからであって、この部分は紛れも無く政治家全体の責任。
子供じみた責任のなすりつけ合いをしている時間があったら日銀法を改正すればよいのではないか。