【ドル80円が目先の上値めど、上値余地は限定的か】(´Д`)ハァ…

当たり前だけどね。
しかしどうも引っかかる言い方する奴が多いんだよね。

ドル80円が目先の上値めど、上値余地は限定的か
2012年 02月 17日 18:46
[東京 17日 ロイター] 
UBS銀行の植野氏は「米国景気回復期待と日本の貿易赤字転落ストーリー、日銀の予想外の金融緩和と材料がそろったことで、いったんここまで上がってきたが、ドル/円相場のトレンドを決める本筋の材料は、やはり米国の金融政策だ」と指摘。「ここにきてQE3への期待はだいぶ後退してきているが、QE2までの過程でばらまいたドルの過剰流動性をすぐに回収するような雰囲気にはなりにくい」として「米国の2年債利回りのレベルがどんどん上がっていくとは考えづらい」との見方を示した。

FRBの対応は妥当だから。どうもネガティブな印象付けをしたがる人間が日本には多いな。足並みが揃っているように見えるのは偶然じゃないんだよ。それは原発事故の時に散々目にしたこと。

日銀が新たに導入した「中長期的な物価安定の目途」を円高材料として指摘する声もある。住友信託銀行マーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏は「物価の相対スピードの問題が変わらない限り、大きな流れは変わりづらい」と指摘。その上で「FRBが2%をゴールとする中で、日銀は1%がめどとなっており、これは1%の円高トレンドが目指されていることでもある。本格転換と判断するにはまだ早いのではないか」と慎重な見方を示した。

これ大事。

FRBの時間軸の延伸に追随する形で追加緩和に踏み切った日銀。今月末には欧州中央銀行(ECB)が2回目の3年物資金供給オペを実施予定で、日米欧は緩和競争の度合いを強めている。ただ、これは、裏を返せば「3月13日のFOMCでQE3などの話になったら、あっという間に手綱を持っていかれてしまう」(みずほ証券の鈴木氏)状況でもある。円安トレンド定着かどうかを見極めるのは、まだ時期尚早と言えそうだ。
(ロイターニュース 志田義寧 編集:布施太郎)

緩和競争、って言い方も不適切だと思う。別に競争して金融緩和しているのではなくて、欧州は自分の所の銀行システムがクラッシュするのを恐れているから資金供給しているだけ。アメリカはデフレ回避。日銀は批判におされて渋々緩和。日銀は大してやらずにいながら「緩和しても効果がありませんでした。」と言おうとしている可能性があるので要注意。まだ心を入れ替えたようには見えない。これまでより円安にはなると思うが、「円安トレンド」まで行くとはこれまでの経緯からすると考えにくい。もし行くなら歓迎するべきことだが、今の日本政府と日銀は国民に歓迎されることはやりたくない人間が主流。