ギリシャへの不満渦巻く

ギリシャへの不満渦巻く=デフォルト回避の決断に遅れ−EU
 【ブリュッセル時事】デフォルト(債務不履行)回避に不可欠な財政緊縮策の決断が遅れているギリシャに対し、欧州連合(EU)内で批判が渦巻いている。7日には欧州委員会のクルス副委員長から「ユーロ圏はギリシャが離脱しても崩壊しない」との発言が飛び出し、欧州委は「離脱容認か」との臆測の打ち消しに追われた。
 (2012/02/07-22:47)

EUはまずい方向に行きますね。ドイツのあの頑固ぶりじゃもう駄目でしょう。緊縮財政は失業率を上げるとかGDPを減らすとかいうデータはあるし、それを参照することもできるのに欧州のお偉いさんが日銀ばりにそれらのデータを無視するのは不思議。動機は何なの。
欧州の幾つかの国は日本みたいになるだろうし、世界を巻き込んだ大不況になるんだろうねぇ。
その中で最も酷い影響を受けるのは勿論日本。何の備えもしていないし、日銀や政府にはする気もない。
リーマン・ショックの際には麻生政権が財政出動して経済を支えたが、欧州発の世界同時不況Ⅱでは日本民主党政権はむしろ「財政再建のために」消費増税して火に油を注ぐだろう。
そんな大不況になったら人々は生活必需品以外は節約するようになるし、企業もコストカットに更に邁進するだろう。費用をかけても大した効果が上がらないような部分を切っていく。その対象にならなければ良いよねぇ、日銀と政府擁護のマスコミの皆さん♡
人々が消費しなくなったらCMや新聞広告の効果も自動的に薄れるから、その効果に対する企業からの評価も自動的に下がることをお忘れなく。