「自家発電の電力を買い取らず15%の節電呼びかけ」

広瀬隆より、反原発運動についてひと言申し上げます! - ウィンザー通信
電力会社が他者受電について情報公開していないそうで、特に九州電力は火力・水力・原子力などの内訳すら明かさないという態度とのこと。玄海原発ヤバいですねぇ。こんな会社が運営しているのではきっと不都合なことは隠蔽しまくりでしょう。
しかし電力会社は原子力発電所を造るにあたって公金からの援助を受けまくっているのですから情報公開する公的義務があると思うのですよね。普通の企業は国から事業を援助してもらってないから企業秘密を主張できるのです。
必ず利益が出るような仕組みを国から保証された上に多額の税金で下駄をはかせてもらっている立場であるにも関わらず、国民による判断に必要な情報も出さないという態度は許されないと思います。
これは「一企業の不遜」ではなく政治的な問題です。
日本は自由で平等な社会だという建前があるにも関わらず、特権を国から得て国の財産を使い、しかも不都合な事は隠すのが許されるのでは、国が電力会社に比べて一般国民を差別しているということになります。
電力会社への優遇が合理的区別であると主張するなら情報公開くらいはさせるべきでしょう。
また、それすら国がやらないということであれば国民は投票で意思表示しなくてはいけません。それが合理的に行われないのが日本の大きな問題点になっています。