開き直ってやることやるといいでしょう。

あらゆる所からボロカス言われているわけですから、このくらい言い返しても構わんでしょう。

「顔見たくないなら法案通して」=菅首相自然エネルギー普及に意欲
 太陽光や風力などの自然エネルギー普及を目指す超党派議員や民間人による緊急集会が15日夜、衆院議員会館で開かれ、菅直人首相も出席した。首相はあいさつで、電力会社に自然エネルギーによる電力の買い取りを義務付けた「固定価格買い取り制度法案」の今国会成立に強い意欲を表明。「『菅の顔を見たくない』という人も国会にはいる。それならこの法案を通した方がいい」と述べ、同法案成立までは退陣しない姿勢をにじませた。
 首相は、同法案について「何としても通したい。通さないと政治家としての責任を果たしたことにならない」と強調した。
 首相に対する与野党からの退陣圧力は強まる一方だが、ソフトバンク孫正義社長は会合で「すごい土俵際の粘りだ。この粘りで法案を絶対に通してほしい」と首相にエールを送っていた。 (2011/06/15-20:35)

「菅やめろ」と言われている状況について一言物申しますが、菅直人は選挙で選ばれていますので我々の代表者です。
その一方でケーダンレン会長や官僚やマスコミや評論家は何の民主的な手続きも経ずに発言権を持っているだけの存在であって、意見を言うのは自由ですが我々の社会を代表する者ではありません。この社会の方向性を決める正統性など全く有しておりません。
この社会の方向性を決めるのは原理的に言えば当然我々国民全体なのであって、そのために我々自身が学んで考える必要があるわけです。非常に青臭い物言いですけど。
逆に言えば我々国民が学んだり合理的に判断したりする努力をしないなら何が起こっても甘んじて受けなくてはいけません。
「総統閣下シリーズ」というのがユーチューブによくあがっていますが、あの元ネタになった映画は非常に良い映画ですのでオススメします。主役の女優さんがメチャクチャ綺麗ですし。
それはさておき、「総統閣下シリーズ」の元ネタ映画の中に2回ほど出てくるのですが、「どんな酷い境遇になろうとナチスを選んだのは国民なのだ。」とヒトラーゲッベルスがうそぶく場面があります。
あれは映画製作者が特に強調したかった考えなのだと思いますが、「政治は誰かに丸投げするものではなく、民主主義は(少なくとも建前上は)自分たちで自分たちを統治するシステムなのだ。」ということです。
そのような考え方を明晰な言葉で公民の授業で教えるべきだと思いますが、それをやらずに小難しい表現で抽象的な教え方しかしないのはおそらく民主主義の概念をわかりやすく国民に伝えることが嫌だ、という人たちがいるのだろうと思います。