日銀総裁、円高「影響について注意深く見ている」

日銀の白川方明総裁は7日の金融政策決定会合後の記者会見で、
足元の円高基調について「注意深く見ていく」との姿勢を示した。

出た…何度目か数えてくれる人、いないですかね。

円高が企業業績を圧迫している点については
「輸出関連の企業、特に中小企業が大きな影響を受け経営者がご苦労をされている点は日本銀行も十分認識している」とした。
ただ
「経済・金融のグローバル化が進み、多額の資本が瞬時に国境を越えて動くことから、相応の相場変動を示すことも市場の現実」と述べ、
「当局が為替相場自在にコントロールできるというわけではないこともご理解いただきたい」との認識も示した。
日本経済新聞 2010/09/07(火)

自在にコントロールしてくれなどとは誰も言ってはおりません。
何ヶ月も円高に対処できないことが批判されているわけです。何ヶ月も円高が進むのでは、その間の損害が大企業では何百億円とか何千億円とか莫大なものになるから問題視されているのです。
自在にコントロールする必要などなく、金融緩和に励めば円安傾向になる筈ですね。