神戸の県立高校で集団暴行

http://www.asahi.com/national/update/1021/OSK200610210016.html

神戸市の兵庫県立高校の軟式テニス部で、部員の3年生の男子生徒が、同級生と下級生計8人から殴るけるなどされたり、粘着テープで体を縛られたりする暴行を受けていたことがわかった。生徒の保護者が今年3月、兵庫県警に被害届を出し、県警は5月、8人のうち3人を傷害や暴行の疑いで神戸地検書類送検した。


同月に生徒の母親が学校側に申し立てて発覚した。書類送検された3人を含め、当時の部員8人全員がいじめに加わっており、縄跳びの縄で縛って携帯電話のカメラで撮影したり、ユニホームを破ったりしたほか、背中にジュースをかけてごみ袋を頭からかぶせるなどのいじめもあったという。同校によると、こうした暴行やいじめは、少なくとも計33回繰り返されていたとされる。同校は、5人を5日間の停学、3人を校長訓戒とし、7月まで軟式テニス部を活動停止処分にしている。


よいよい。
どんどん責任をとらせましょう。学校の中でも法律には従え。


この件でいいのは親にいじめが把握されていること。親が把握していれば、やはり何らかのアクションはとりますから。
いじめられている人は親に報告しましょう。

教師に権限を与えたら本当にいじめに介入するか


正直、疑問。
教師がいじめに介入したがらないのは権限がないからではないと思うので。


現状でもいじめを行うことは、それが義務教育の場であれ制限できるはず。
いじめる生徒には義務教育を受ける権利はありますが、いじめられる生徒の権利を侵害しているのですから。公共の福祉じゃん。


ただ、実行されているのかどうかは不明。よくわかんない理由でいじめを行う生徒を制限しないということは、今の学校なら起こりうると思うし。


教師がいじめに介入したがらないのは、いじめに介入すると自分の統制力が低下するから嫌がっているのと、いじめる側に同調することでクラスの凝集性が高まることを喜んでいるからだと思います。


迫害される人がいると、迫害する側は優越感が持てるのですよ。
そして、優越感を持たせてくれる所属集団を支持し、維持しようとする傾向が生まれるのですね。

福岡県教委、いじめ把握を見直し

生徒が通っていた三輪中では過去数年間で7、8件のいじめがあったにもかかわらず、解決済みとして「0件」と報告していた。合谷智校長は16日の記者会見で、「あるよりない方が、頑張っているんだな、とみられるということはある」と話した。


なんか共産国家のノルマ達成みたいなノリですね。
いじめが発生したときに責任をとらすとか、評価を下げるとかという仕組みが駄目なのでしょう。


逆にいじめを発見して対処したら評価が上がるというシステムにしたら、いじめ報告数が爆増したりしてw